国産のいいとこ ~織 篇~

こんにちは。

JAPAN BLUE JEANS 岸本です。

www.japanbluejeans.com

 

国産ジーンズが良いと言われている理由

私が思ってることを工程別に書いていってます。

今までのはこちら。

糸篇

 

染め篇

 

糸ができて、インディゴに染めたら、次は織っていきます。

色々な織り方、織機があるので、

今回は耳付きのセルヴィッチ、旧式力織機を使ったものについて書いていきます。

 

日本で織られているデニム生地は、

・ザラッと織れる

・風合いのバリエーションがすごい

・難しい糸を織れる

というところが海外の機屋さんと比べて特に優れています。

 

・ザラッと織れる

 触った時のザラッとした感じがすごいです。

ツルっと織ることもできます。

ザラの感じも調整できます。

このザラ感の強弱で色落ちの速さ、濃淡とかが変わってきます。

表面だけ、裏面だけ、とかも調整できます。

 

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 このザラザラ感わかりますでしょうか?

こちらは表面を特ザラにして、超弱テンション織してます。

ぜひ触って体感してほしいです。

https://www.japanbluejeans.com/item/index.cgi?c=zoom&pk=17&col=77

16.5ozとかなりヘヴィーですが、穿きこむとかなり身体になじんでいきます。

 

・風合いのバリエーションがすごい

穿きこんでいったときの、馴染み具合も想像しながら織れます。

身体になじんで穿きやすくなるように柔らかく、

メリハリのある色落ちを出したいので硬さが続くように

など。

 

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https://www.japanbluejeans.com/aging/?c=zoom&pk=43

こちらは穿きこむと柔らかくなります。

ザラ感はそこそこに経糸のテンションを弱く(優しく)織っています。

 

・難し糸を織れる

デニム生地にはムラ糸を使うことが多いです。

ムラ糸は糸がまっすぐではなく、太い細いがあります。

変わった生地を作ろうとして、極端に太い細いがあるムラ糸を使うことがあります。

その場合、最新の織機では織れない糸でも、

旧式力織機で、加減を調整すれば織れてしまいます。

アナログの良さですね。

 

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https://www.japanbluejeans.com/item/index.cgi?c=zoom&pk=161&col=77 

 

緯糸が激スラブです。太い細いが極端なので糸切れしやすく織るのが難しいです。

力織機なら調整もしやすくゆっくりと織りこんでいくことができます。

 

どれも効率は落ちてしまうけど、その分面白い素材、風合いになっていきます。

写真では微妙な違いですが、いざ穿くと、 うぉ!ってなりますので、

そんなことも感じながら穿いてもらえたらと思います。

 

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そして11/3(金) 倉敷店オープンです。

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