国産のいいとこ ~糸篇~

今日もジーパン穿いてます。

ジャパンブルージーンズ 岸本です。

www.japanbluejeans.com

 

ここ何年か、ありがたいことに、

「MADE IN JAPANのジーンズ」

「地方から世界へ発信するジーンズ」

ということでテレビや雑誌、新聞などに取材いただいております。

お陰様で、携帯が変わって連絡取れていなかった友人からも連絡が来たりして、

昔話に花を咲かせております。

 

そんなこともあり、

「MADE IN JAPAN」

「国産」

だと何がいいの?

と聞かれることもあるので、

私の思う、国産ジーンズの良いところを書いてみたいと思います。

 

私の主観です。

いや、それは違う!という意見もあるでしょう。

その際は一緒に飲みながら議論しましょう!

 

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ちなみにポーランドのJBJ取扱店 「FASTER DOG」さんも日本産デニムに病みつきです。

 

やはり私も自分が物を買う時は国産かどうかは気になりますしね。

といいながら、今ふと履いてるスニーカー見たらベトナム製でした。

ベトナム製も軽く快適で歩きやすいです!

 

いくつかポイントがあるので、何回かに分けて書きます。

1.糸

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抜群にいいです。

日本の紡績技術は世界一だと思います。

 

*ジーンズに使う糸としてです。

 色落ちを楽しむための糸を作る技術という意味で世界一。

 スイスコットンも世界一と言われていますが、超長綿をさらに厳選し、細い糸を引くことで、

 非常に柔らかくしなやか、光沢のある高級糸ができます。

 スイスコットンでジーパン作ると?!?!?ですが、ドレスシャツやカットソーにすると、

 そりゃー世界一だわ、となります。

 国技である相撲の世界一と、スイスの国技のスキー世界一のどっちが一番か、

 みたいな話なので、どっちもその世界では一番だよ、

 と思ってください。

 

 

日本の糸がなぜ世界一かというと、

「生産効率を無視して生産をしているから」です。

 

いや、皆企業ですのでもちろん効率は考えてますが、

アジのある糸を作ろうとすると効率は落ちる。

効率を考えるとアジのある糸ができない。

でもアジのある糸が作りたいから効率が犠牲になる。

その葛藤の中で効率よりも品質を重視してます。

 

まず、紡績機が違います。

海外は最新のコンピューターで糸のムラ形状を制御するのが主流です。

国内にもコンピューターはありますが、

「自然ムラ」と呼ばれる、アナログな遠心力を利用した手法でもムラ形状を作っています。

ただの古い機械、と言ってしまえばそれまでですが、

その古い機械を上手に使ってます。

 

コンピュータだと、どこか冷たい感じがでてきますが、

自然ムラだと自然なんです。 説明べたですみません。。。

なんだか温かみがあるんです。

これがジーパンが色落ちしていった時のかっこ良さに決定的な違いを生みます。

 

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自然ムラの色落ち

この自然ムラ、コンピュータ制御に比べると効率が悪いんです。

糸切れの発生や、たまに予期せぬムラ形状や変なスジを作ったり、、、

でもそこがかわいいところです。

 

海外では大量生産、低価格が目的なところが多いので、コンピュータームラ全盛です。

さすがコンピュータ、言ったことをキチンと実行してくれるので、ロスが少ないです。

 

日本では、量よりも質を追うところが多いので、自然ムラがまだ残っています。

この糸を使うことは色落ちのかっこいいジーパンを作る上で大事になってきます。

 

糸だけが違う、のではなく、まず糸が違う、その後の工程も違いが多くみられます。

 

と書きながら、

JBJの定番ジーパンにも1つだけ、コンピュータの糸を使った物があります。

JB0406 14ozのこちらです。

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でもこれもいんですよ。

シャープな色落ちが楽しめます。

ぜひ店頭で見比べてみてください。

キレイなツラしてます。しょうゆ顔です。

なので自然ムラはソース顔です。

 

次回染め篇を。

 

無口ですが TWITTER 始めてます。あまりつぶやきません。

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